西武新宿線野方駅近くの居酒屋「のんき」。火、木、土曜の午後は「日本民謡・房雲会」のけいこ日。会員は、六日午前十時から中野区野方の「WIZ(ウイズ)ホール」で開催する年に一度の発表会に向け、美声に磨きをかける。
指導するのは店主で、日本民謡文化振興協会常任理事、民謡教授の佐藤房雲。
宮城県出身。十九歳で上京、結婚式場で調理の仕事をしながらプロに師事し、民謡と三味線を学び師範に。一九七七年、独立と同時に房雲会を発足。現在、会員は十代から九十代まで約四十人。発足メンバーの坂内享子さんは「民謡は生活の張り、元気のもとです」。司会業の飯田政子さんは「おなかから声を出し、ストレス発散です」と話す。
一人暮らしも民謡で明るく、仲間の和は固い。「心のふるさと、民謡のすそ野を広げたい。まずは会員の発表を聞いてください」と、意欲的な房雲。入場無料。
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